5月4日 熊本での活動
今日は、本願寺派のお寺の経営する保育園に行ってきました。このお寺は、16日の本震で本堂が潰れて全壊した寺院です。避難所にもなっている潰れた本堂の横にある保育園にて、被災した近所の人達、震災以降ずっと動き続けてる消防団、各種ボランティア団体、本願寺派のボランティア、などが勢揃いして、慰労会のような立食のパーティーを催しました。
お酒も提供するということで、今日は朝から、牛すじ煮込みと豚の角煮の仕込みをして、万全の体制でパーティーの時間を迎えました。
本日のメニューは、焼き鳥、焼肉、焼きそば、牛すじ煮込み、豚の角煮、サラダ、アルコール有りのドリンク、水出しコーヒー。という、充実のラインナップでした。
本願寺派のメンバーが所属しているバンドがliveをして、私たちが食事を提供して、被災者とボランティアという垣根を越えて、酒を酌み交わし、美味しいものを食べて、音楽に浸り、語らい合う、素敵な時間でした。
震災以降、初めてやっと笑えたという声。
地震直後に炊き出しに行った時に出会った人に再会して、一番辛い時に来てくれたと、強く手を握りしめてくれたおばちゃん。
問題が解決したわけじゃなくとも、今まで当たり前のようにあった何気ない時間を、笑いあって語り合う時間を過ごせたことが、嬉しくて、嬉しくて、自然と涙がこぼれてきました。
ちなみに、今日は小学校からも、炊き出しの要請があり、居酒屋メニューを作るのと並行してカレーを400食作り、送り届けてきました。
2016年5月4日水曜日
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