瓦礫の中にたくさんの人達の人生があった。
涙がとまらなかった。
津波で亡くなった人達の「いのち」が僕を突き動かしている。
放射能で土を汚され、外で走り回れない子供たちの叫びが僕を立ち上がらせる。
何をするべきなのか。
何が正しいのかわからないままに動き出した。
避難所をまわって物資を届けた。お風呂に入れない子供たちにお風呂を提供した。
子供たちの笑顔が未来を切り開くんだと信じて、一緒に腕輪念珠を作ったり、本を読んだり、本気で遊んだりして避難所を後にする。
毎回のことだが子供たちは「また来てね。」
「いつ来るの?」と聞いてくる。「帰らないで!」と手を握り「返さない!」と部屋に閉じ込めようとする子供もいる。
毎回来たいがまだまだ待っている子供たちがいる。
僕達の出来ることは限られている。人も物もお金も足りない。
電気・ガス・水道も通ってない避難所はまだまだある。
「食事は一日二食でメニューはおにぎり一個とお菓子少々です」という話を聞いて愕然とした。
テレビの映像だけが真実ではない。
僕の感じた被災地は復興などしていない。
今を生きることだけで精一杯の人達が沢山います。
毎日放射線量を気にしながら必死に子供たちを守ろうとしている親たちがいます。
原発に怯えながら汚染された土地で生きていくしかない人たちがいます。
子供たちにおもいっきり空気を吸わせてやりたい。
太陽の下でおもいっきり遊ばせてやりたい。
僕の御遠忌は被災者と共にあります。
バケツリレーの中に、避難所の人達と語り合う中に、親鸞聖人はいました。
子供達の笑顔が、おじいちゃんおばあちゃんの「ありがとう」が、必死に生きようとしている人たちの力強い姿が、お念仏でした。
避難所の人たちが現実と向き合い始めています。
絶望の中から前を向いて、思いを口に出すようになりました。誰かに聞いてもらいたいんです。
今こそ坊主の出番だと思うのです。
避難所は坊主を求めています。
被災者の声を聞いてください。
仏青の若いメンバーが涙を流しながら被災者の話を聞いています。
あらためて「聞く」ということの大変さ、大切さを感じます。
地震の規模が大きすぎて僕達の力だけじゃどうしようもありません。
待っている人達がいます。
助けてください。
仏青一同より
2011年3月11日に東北地方を中心に東日本各地を襲った巨大地震の被災地に対し、仙台教区仏教青年会「仏青」は震災後、出来る範囲での現地の生活支援と「お風呂プロジェクトBOP」などの活動を行っています。
ホームページ上でお願いしております「仏青の活動」に対して心温まる沢山の活動費をいただき、誠にありがとうございます。
いまだにライフラインも整っていない地域もあります。今後も仙台仏青として支援活動を続けていきたいと思います。
皆様からいただいた「活動費」につきましては、被災された方々のために大切に使わせていただきます。
皆様方のご厚情ご支援に対しまして心から感謝を申し上げお礼のご挨拶とさせていただきます。
これからもご支援ご協力よろしくお願いいたします。