3/12(水) 仙台市東北別院 ボランティア研修 

DCIM0240

3/12~14 真宗大谷派東本願寺主催ボランティア研修会。
in仙台です。 
全国30教区と関連学校から1名ずつ参加しています。
 
昨年、一昨年に続いて、大谷大学の先生から「ボランティアと真宗」という
テーマでお話をいただきました。
 
理念と行動で考えた時に、極端にみれば
「やるべきだけどできない」「やるべきだからやる」
「やるべきでないからやらない」「やるべきでないけどやる」
このように分かれるのでないか。
理念ではなく悼み(いたみ)ということに視点を置いたとき、
「悼みを感じるけれどできない」「悼みを感じるからやる」
「悼みを感じないからやらない」「悼みを感じないけれどやる」
と仮に考える。
理念でやるべきかどうか悩んでいる人の中にも、悼みを感じている人はいるのではないか。
悼みを感じるかどうかは有縁(出会うかどうか)だが、理念ではなくその感覚にしたがってはどうだろうかと、先生自身、私たち自身に問いかけてくるようなお話でした。
 
たびたび、学生たちを連れて京都から往復バスで来られる先生。
あんまり無理しないでくださいね。
 
 
続いてパネルディスカッション。テーマは「避難と移住」。
福島在住のお母さん、母子避難させているお父さん、お寺で保養をしている方、移住をサポートしている方たちにお話をしていただきました。
 
なにが正しいのかという内容ではなく、悩んでぶつかって涙を流しながら選択をせまられている現状を聞かせてもらったように思います。
聞かせてもらった者の1人として考えていきます。
 
 
二本松のお母さんたち、ハハレンジャーが話をしてくれました。
お坊さんだってこんな大勢の前でしゃべるのは大変だし、本当は話したいような内容じゃないし、話すためには3.11に戻って忘れてしまいたいことに向き合わなくてはいけない。
ただ、お願いすれば話してくれるなんてことはないんだってこと、どれだけの思いを持って話してくれているのか感じることを、忘れないでいたいと思いました。
 
 
翌日の準備。炊き出しはチーム東京得意の中華丼。
具だくさんなので、準備の量も相当です。
が、人数がいるのではやい。いつもこのくらいだといいなぁ。
 
 
 
足湯はレスキューストックヤードの皆さんに教えてもらいます。
実際に入ってみないとわからないので、交代して練習。
 
 
 
念珠つくりは、震災後東北に伝えてくれたクマ先生のもと、作っていきます。珠を通すまではスムーズですが、結び方がなかなか難しい様子。繰り返しやれば大丈夫。
 

2014年3月14日金曜日

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