1月24日 石巻市名振地区で行われたお祭りを見に行く
1月24日に名振で行われたお祭りを見に行きました。ここの名振は、BOPでお世話になっているところで前々からお誘いを頂いたので見学しに行くことに。
名振のお祭りは無形文化財にも指定されるほど有名で火防の祭りといいます。大昔にここら辺一体が火事で燃えてしまって今後その様な火事が起きないようにとの願いを込められて行われるお祭です。
お祭りは10時から行われました。まずは秋葉神社の神主さんによる祝詞やお祓いを行ってもらいました。
秋葉神社のすぐ傍は漁港ですが今でもこんな巨大な流木があります。
いよいよ山車が始動します。神輿は二つありました。担ぎ手はハッピを着ています。担ぎ手はボランティアで加勢している人も多いみたいです。
お神輿の中には太鼓が2、3個あって歩きながらも叩きます。
この様にお神輿の後を付いていきます。気づけば50人以上はいたと思います。
その道中でお神輿を左右に振って地面に叩きつけたり、上下に振って叩きつけたりしてとても迫力がありました。お神輿を叩きつけて壊していくというのがお祭りの盛り上がりの一つです。途中、色々と壊れていました。
御神木!?男性のあれを型どったものです。震災で流されてしまったのでまた作ったそうです。初めて見ましたがかなりの大きさです。
これを取り囲んで「おめつけ」という寸劇が始まります。台本無しで観客とやり取りをしながら笑いを誘っていました。この頃で100人以上の人が周辺に集まっておりました。
でこの御神木?に女性が跨ると子どもを授かるとか。おめつけの最中にも何人もの女性が乗っておられました。とても盛り上がっていましたね。
おめつけが終わった頃にお祭りを後にしました。その帰りに久しぶりに大川小学校跡に寄って手を合わせてきました。
名振では、震災以前は4地区に分かれて対抗みたいな形で寸劇が行われていたり神輿担ぎをしていたりしたそうです。しかし、震災以降人数が少なくなったということで地区全体でお祭りをすることになりました。震災以前は120世帯くらいあったのに今は40世帯前後になってしまったそうです。
このお祭りは毎年1月24日に行われています。どうして24日かは分かりませんでした。平日にぶつかるなら土日にずらせばいいかとも思いますが、今でも24日の時には名振地区を出た人たちが仕事を休んでまで来てくれるので敢えて日をずらさずに24日にしているということを教えてもらいました。
いつもは漁師姿のお父さんたちを見ていましたが、何かハッピをしている姿はとても新鮮で凛々しかったです。そしてとても生き生きしている感じがありました。お祭りを通して地区が盛り上がっていくことに、そこに何か意味があるのかなと祭りに参加して思いました。来年もあるので興味のある方は是非行ってみてください。とても迫力があって面白いですよ。
以上です。
2014年1月24日金曜日
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