9月27日 相馬市北飯渕仮設にてBOP
念珠作りが終わったら一緒にお茶を飲みお話をしました。仮設を出たのは12時過ぎ頃でした。
仮設内にはこの様なチラシもありました。
活動が終わった後は昼食をとりKさんと合流。午後は相馬市沿岸部を経由しての南相馬市の視察です。
最初に相馬市の沿岸部、松川浦に行くことに。目の前が海です。
港にはたくさんの船が止まっていました。水が汚染されているので港の近くでは漁ができないというお話を伺いました。港から離れたところだと漁ができるようになるかもということでしたが、これから出てみての課題だそうです。
松川浦を出て南相馬に向かいました。原発から15キロほどのところまで行きました。距離は近いですが線量は0.1マイクロシーベルトもありませんでした。距離が近くても津波が被っているところは線量が低いとか。確かに少し山沿いにいくと0.3とかになります。
行く途中に津波の被害にあった車がちらほらと見ました。他の沿岸部ではもう見ない光景です。
これは作業に使われているのではなく津波の被害にあったショベルカーです。
津波の被害があった家屋。泥かきとかはしているみたいですが当時のまま残っていました。
ここは南相馬市小高地区にある線路。ここで原発から20キロくらいのところでしょうか。人の立ち入りは可能だそうですが、夜の宿泊はしてはいけないみたいです。人の気配が無く、ほとんどの家にカーテンがかかっていました。
ブルーシートの前の空き地は家が潰れて更地になったところです。ここも小高地区。小高地区では家が崩れたままのところがまだまだあります。
小高地区を出て原町地区に行く道中で墓地がありました。Kさん曰く「ここは高いんだよなぁ」ということで墓地内にあったモニタリングポストを見てみることに。
0.577。
確かに周辺に比べて0.3以上高かったです。
その後は鹿島地区も経由して帰ってきました。
原発から20キロのところまではまだ人通りや車通りはあったのですが、20キロ圏内になると一気に気配が無くなるのが分かりました。線量は決して高くは無いんですけどね。実際に目で見て、実際に線量計で測ってみて一概に原発からの距離で括れないなというのを改めて感じました。そして線量計の数値が上がっていくのをみると少し怖かったです。
以上、活動報告でした。
2013年10月9日水曜日
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