5/26(日)牡鹿半島 祭

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いつものように夜に一緒に飲んだ後、そのまま部屋に泊めてもらって起床。とりあえず談話室に向かいます。
 
今日は8時に浜に集合の予定。すでにいくつか屋台がたっています。
10時にはチーム仙台が合流するので、焼きそばを作る予定。
今回は青年団テントとして有料で行います。
しかしこどもたち、くじ好きですね。きみ、何回やったの。お菓子いっぱい持って。
 
  
 
すでに白い神輿姿になっている若者たち。
僕らも着方を教えてもらって着替えます。けっこう薄いんだね。
9時前には一度浜に行って海水に入って身を清めます。
お約束で海に向かって突き倒される人も。
 
その後、坂と階段を登りにのぼって丘の上の神社へ。
いつもの浜の人たちが今日はジャケット姿でビシッときめて大勢集まってきています。大概、みんな登ってきて一息つく感じです。だって急なんだもの。
 
最初に鐘をつくのはたぶん合図かな。
神主さんがきて儀式が始まると社の周りで見守ります。
やがてお囃子が始まります。それぞれ持ってきた笛を吹いて、太鼓はでっかいこん棒で交代で叩いてました。みんな叩けるのかな。
 
社の中の畳をはずして地下足袋のまま担ぎ手が中に入ると神輿開始です。
 
  
 
担いでるのでカメラなしでしたが、浜まで降りてくるまでがかなり大変。
この神輿、横の棒が極端に短いのが分かるでしょうか。
階段や坂道で道幅がとても狭いので縦棒のみで担ぐスタイル。
 
横棒に手をかけると壁とか柱に挟まって手が潰れるぞ!と念入りに注意を受けました。
旗持ちの旗の先にはカブトムシの角のようにY字の木の棒がついていて、神輿が引っかからないように電線や木の枝を持ち上げて進みます。

平らなところに着くまでは、ほとんど肩にのせられず、十文字(腰のあたりで持つ)でゆっくりと。これがかなり腰に。
 
  
 
 
あちこち歩いたり走ったり、海に入ったりして一旦お昼。
濡れた衣装が風に冷たい。でもお腹は減るのでばくばくいただきます。
やきそばも順調の様子。美味そう。
 
 
その後、トラックに助けてもらって坂をのぼってあちこちへ。神主さんがご祈祷している間が担ぎ手の休憩時間です。
仮設からもお母さんたちが出てきておがんでました。どこへ行っても子どもたちや人が集まっていて、賑やかな暖かいお祭りです。
 
そしてまた十文字に担いで山を登り、最後に神社にたどり着いたのは2時近く。ようやくラスト。このラストがなんと神社前の階段での揉み返し。
これ、ほんと危険ですよ。階段を駆け上がった先で、やりなおし!をうけると一度階段を駆け下りて、再度駆け上がるというもの。
もう、落とすよ、そろそろ。三回目の駆け上がりで入れました。

かなりしんどかったけど、今まで会えなかった人たちともたくさん話せて、一緒にお祭りができて嬉しかった。みなし仮設にいる人も仮設にいる人も自宅にいる人も皆いっしょに飲みました。

 
震災後初のお祭り。岸壁があれば船が出てもっと賑やかな祭りになるそう。来年もお邪魔しますね。担ぐかどうかは要相談。

2013年6月2日日曜日

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