3/14(木)仙台市 宮城野区小学校 若林区みなし仮設

 
 
神戸のアカペラグループ、シュガースタイルスピリットと。メンバーはHERO、大地、KUMA、IWAJI、ピエール、NARU。マネージャーと音響担当も。
神戸から仙台まで車で来てくれています。

仙台仏青や山形、滋賀、久留米、京都、復興支援センター、福島の高校生たちも一緒です。

校長室で先生から学校の様子なども。

 

午前中の小学校。ボイスパーカッションのNARUの紹介で、みんな相当驚いてたし、小学生のくいつきはすごかった。

 
 

サザエさんやふるさと、ディズニーソングなど知っている歌も多かったし、振り付けと一緒に動く曲はとにかく盛り上がりました。子どもたち、おぼえるのはやいしね。周囲の大人が若干あたふたです。


 

子どもたちの代表から感想と感謝の言葉。立派です。アンコールはオリジナルソング。みんなで一緒にジャンプしまくりでした。
3回ずつくらい飛ぶとこが回ってくるんだけど、小学生、高く飛ぶなぁ。おじさんも負けないぞ。

 

演奏後のシュガーを待っていたのは、なんと取材。小学生の記者たちが自分たちで立ち上げて発行してる新聞に今日のことを記事にしたいそう。
「皆さんにとって歌とはなんですか」「どうしてアカペラをはじめようと思ったんですか」「被災地で伝えたいことは何ですか」
質問が深い。シュガーもうなってました。そして真剣に答えてくれました。
すっかり記者な子どもたち。メンバーに手書きの名刺を渡したりも。
後日聞きましたが、教室に戻ったこどもたち、ほぼ全員がボイスパーカッショニスト?に。口でリズムとって競い合ってたそう。
わかるわかる。あれ、すごいよね。僕もやった。

 

午後はみなし仮設にいるみなさんと出会いました。
浄土宗のお坊さんの紹介。
それも仙台仏青前会長が浄土宗の仏青全国大会に呼んでもらったご縁がもと。
一軒家を借りて集会場の様にして毎週お茶飲み会をしています。
ここでは、ヨイトマケのうたや一緒に手を叩いてリズムをとる歌など。
パンパン、パパパン、パパパパン、パパン。
・・・結構難しい。みんな夢中です。

前日の国際センターでも歌ってくれた振り付き「手のひらを太陽に」はどちらも大好評。ほんと楽しかった。

仙台の浜の皆さん。

初めてお会いしたけど、それぞれ事情があって仮設以外のところに家や部屋を借りたりして、仮設申請をされています。アパートなどにいても仮設とみなす。みなし仮設です。
支援が届きにくいことや集まる場が持ちにくいことから集まれる場所を作って活動しているそう。
思いを、悩みを一生懸命語ってくださった。

また来ます。また会いましょう。僕ら、焼き鳥とか得意ですよ。カラフル念珠作りも。

皆さんの浜の名物「煮」。発音は「に」と「ぬ」の間、「ぬ」寄りとのこと。ご馳走さまでした。

 

今年の3/11に浜にたった観音さん。亡くなった人たち名が刻まれた石碑も。浜から見た海。

このあと沿岸部を南下して名取へ。震災後使われていない中学校と小学校に。
そこでシュガースタイルスピリットと別れました。


「正直疲れた」という声とそれでも現実に向かっていく姿に触れて、僕らの歌がその背中を押す元気になれないか(言葉は正確じゃないかも)と話してくれてたシュガー。


ありがとう。また会おう。

2013年3月21日木曜日

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