3/16(日)相馬市新地町 雁小屋

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チーム大阪、高田、仙台で新地の応急仮設をめざします。
朝、9時半出発でまずは仙台市宮城野区荒浜へ。
休日だからか、バスなどで訪れる人も多くおられました。
お線香で燃香し、手を合わせました。
 
 
 
まだ家の基礎が残っているところもあります。
防潮堤の工事でしょうか。海岸へは工事のため入れませんでした。
 
 
 
 
続いて名取市、閖上(ゆりあげ)中学校へ。
こちらもバスで来られた人たちや親子連れなど、たくさんの人がおまいりしていました。震災から3年。当時の様子や、その後の動きなどがパネル展示されています。
 
 
  
 
 
中学校前の「閖上(ゆりあげ)の記憶」へ。NPO法人地球のステージが運営している、中学校の慰霊碑の社務所。震災の記憶を語る場としてもひらかれています。
昨年8月に東半分を増設。
映像室として当初からの様子や願うことなどを流しています。
記憶に支配されるのではなく記憶に負けない自由な心を取り戻すことを願いとして、こどもたちや、大人の皆さんとも関わっています。
代表の精神科医のお医者さんは高山のお東の門徒さんだとか。

 
 
 
昨年も訪れた山元町の山下駅。
海からほど近いこの場所は、すでに線路が取り外されていました。
駅が移転することになれば、人の流れも変わっていく。
今後、この場所はどうなっていくのか。また足を運び続けてみようと思います。
少し西では大規模なかさ上げ工事が進んでいて、そこにいくつかの地域がまとまって復興住宅が建築されていく予定です。
 
 
 
新地のがんご屋仮設に到着。
チーム大阪、昨年に引き続いての活動です。 
 
   
 
仙台仏青コーナー。けん玉、ヨーヨー、折り紙、缶バッジ。
いつも顔を出してくれるお父さん。たくさんお話してくれました。
けん玉にも挑戦。昔取った杵柄。なかなかですね。
 
 
  
自分たちのバッジをどんどん、どんどん作ってるのかと思ったら、書いてる名前は友達やお父さんやお母さんのもの。
「お父さん、いつもありがとう」というメッセージや亡くなったおじいちゃんに「じいじ」と書いたバッジも。
だいぶワイワイ言いながら作ってました。
 
 
 
 
 
アロマクラフト。香りのアクセサリー作り。アロマを勉強したスタッフが教えてくれます。大人気で大忙し。
夕方までの時間、常に人で賑わっていました。
いつも集会場に集まっているお母さんたちも参加してくれてましたね。
 
 
 
前日、かなり遅くまでかかって仕込んだ生地を流し込んで、たこ焼きを作っていきます。門徒さんのお菓子屋さんが作っている満月ポンにたこ焼きを挟んで「ポンタコ」完成。あつあつ、ほくほくです。
 子どもたちも一緒に作りました。
くしでひっくり返していくのがおもしろいんだよね。

 


子どもたち、本当に元気いっぱいでした。
この声が響いているここには未来への光というか、明るさを感じます。

お母さんたちからは、もともとの新地町の人たちは復興住宅がどんどん決まってるけど、他の場所からの避難については、なかなか進まないというお話も。

未来から預かっている子どもたちを笑顔で未来へかえしたい。
そして今、明るさを失っている人たちがいることを忘れないでいたいと思いました。

2014年3月19日水曜日

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