12/11(火)塩竈(しおがま)

8日晩に仙台入りした京都の大谷大学生、最終日前夜。
再合流して反省会をしました。
場所は浄土宗のお坊さんに紹介してもらって、津波で被災した後に再開しているお店へ。仙台仏青も2名参加です。

京都のお坊さんたちが宗派を超えて作っているフリーペーパー「フリースタイルな僧侶たち」の取材で、仙台へ。
発起人の知恩院(浄土宗本山)のお坊さんからの連絡で、塩釜のお寺さんが今回のスケジュールを手配してくれました。

たまたま仏青前会長が浄土宗の全国仏教青年会に呼んでもらうご縁で知り合っていたので、塩釜の浄土宗のお坊さんから仙台仏青へ連絡が。
話してみるとなんと京都から取材に来るのは大谷大学(僕らと同じ浄土真宗)の学生さん、実家は新潟。おもしろい出会い方です。

10日、11日は仙台教研(お坊さんの研修会)で仏青メンバーは動けなかったのもあって、浄土宗の皆さんと活動を。
9日に別れたあと、10日は宮城野区の津波被害にあったお寺(今はプレハブ)で震災後の生活を一緒に1日過ごさせてもらい、11日に同じ区の仮設住宅で浄土宗山形チームが餅つきをするのに参加したそう。
12日は午後から大学で試験があるらしく、京都駅から直行すると言ってました。忙しいね。

浄土宗の皆さんのお話を聞いて、いろんな支援活動を続けている人達がいるんだなぁとあらためて。
きっと一緒にできることもあるはず。

被害のあった地域に戻りたくないという人もいるけれど、そこに戻らないと始まらないという人もいらっしゃるそう。
沿岸部で「何にもなくなってしまったけど、お寺に来る人たちを待っていたいんだ」と言って住職さんはお寺におられるとか。

京都の佛教大学は浄土宗の学校。大谷大学は浄土真宗。
この日はたまたま全員が京都に住んでいたことがあるメンバーで、京都話にも花が咲きました。

「フリースタイルな僧侶たち」、関西を中心に手に入るらしいので、今回の記事、見つけたらぜひ読んでみてください。

2012年12月19日水曜日

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